夏の風物詩と言えば「花火」ですよね。
打ち上げ花火を見るのもいいけど、自宅のお庭や公園でする玩具花火も風情があって大好き。
ところで、花火を買うとしたらどこで買いますか?
私はホームセンターやドラックストアやおもちゃ屋さんなんかでよく買ってました。
色んなところで売っているけど、どこも同じような詰め合わせパックなんですよね。
量は多いけど、どれも似たり寄ったりで、やっているうちに最後はどうでもよくなってくるんです。
そんな質より量の花火に飽き飽きしていた、そんな時に知ったお店が今回ご紹介する「奥村商店」。
奥村商店は、個性的な花火がバラ売りされているお店。
毎年恒例の行事として、今年も買いに行ってきました。
奥村商店とは
奥村商店は花火専門店ではなく、玩具の卸業者。
店内には花火の他に子供向けの玩具、駄菓子がたくさんあるんですよ。
盆提灯や節句関連商品も取り扱っています。
お店の場所は博多区中呉服町。
メイン通りの大博通りから少し入った所にあり、あまり目立ちません。
明治17年創業というだけあって建物は綺麗とは言えませんが、一度店内に入ったら誰もが童心に帰っちゃいます。
もちろん子供は大喜びです。
駐車場は店舗前の空いたスペースに自由に止める感じです。
空いていなかったら近くのコインパーキングに停めましょう。
入口は2か所あり、1つは玩具と駄菓子売り場、もう1つが人形、提灯、花火売り場です。
では花火売り場に入ってみましょう。
奥村商店の花火のラインナップ
一見、盆提灯しかなさそうですが、一番奥が花火売り場になっています。
ここが花火売り場。
全てバラ売りですよ。
こちらは噴出花火コーナー。
打ち上げ花火。
手持ち花火。
この種類すごいでしょ!
しかも1本1本が大きくて立派。
20円のものもあれば、100円以上するものもあります。
手持ち花火は200円~300円、打ち上げ花火は1,000円以上するものもあり、決して安くはありません。
でも1つ1つに特徴があるから、数個でも十分満足できるんです。
店員さんが話されていましたが、玩具花火として売ることが出来るかやくの量は決まっていて、ここにある花火はその限界まで使っているそうです。
観賞できる時間が長いのも満足できる理由の1つです。
毎年新しいものが登場する商品の中で、今回気になったのがこれ。
このクジラはセレクトショップなんかにおいてある、ちょっと有名な花火。
この富士山も。
福岡県みやま市にある、国内唯一の線香花火製造所、「筒井時正玩具花火製造所」が作っている花火です。
ちょっと欲張って色々入れてたら、5,000円くらいになっちゃいました・・。
今回購入した中からいくつかご紹介します。
筒井時正玩具花火製造所の「吹き上げる鯨花火 」
¥ 450(税別)
体の上から豪快に花火をを吹き上げるらしいです。
「花富士・青 」
¥ 450(税別)
こちらは富士山が噴火するイメージで、炎と煙が激しく上がるそうです。
※実際にやってみた画像がこちら
吹きあがる時より、吹き終わった後の残り火が綺麗でした。
それにしても花火とは思えない素敵なデザイン、そして価格・・。
玩具花火は1つ1つを味わって楽しむ時代になったのかもしれませんね。
筒井時正玩具花火製造所の花火はネットで購入できますよ。
これは花火に付いているヒモを、長い棒の先にくくり付けて観賞するタイプのもの。
こちらも。
最終的に箱が開いて中から仕掛けが出てきます。
この鳥はカワイイ♡
上の二つは地面で回転するタイプ。
右下は回りながら上空に飛びあがります。
へび玉は皆さんご存じ、ニョロニョロと黒い物体が出てくるやつですね。
花火は一年中販売されていますよ。
なつかしの玩具や駄菓子が勢ぞろい
花火売り場入口の横にある、もう1つの入口は玩具売り場です。
1階は駄菓子やおもちゃ、2階がお祭り、縁日コーナーになっています。
駄菓子の箱が棚にギッシリ。
この売り場はお祭りに出店する業者向けですが、個人でも自由に購入することが出来ます。
でもバラ売りは少しあるだけで、あとは全て箱単位。
お祭りやイベントの主催者じゃない限り、この量はさすがに必要ないですよね・・。
これは2年くらい前に子供が欲しがって購入しましたが、一回使ったっきりで放置されてます。
今回は「タラタラしてんじゃねーよ」の10袋を購入しました。
2階は縁日コーナー。
出店のヨーヨーはこんな感じで売られているんですね。
子ども会の行事なんかに利用するのはいいですが、個人で買いに来てもあまり買うものは無い感じです。
奥村商店では、羽子板・破魔弓、ひな人形、鯉のぼりなどを全国の職人から仕入れているそうです。
興味のある方は問い合わせてみませんか?
自分好みの商品が見つかるかもしれませんよ。
※お盆期間の休業日
2020年8月13日(木) ~ 2020年8月16日(日)
まとめ
詰め合わせの花火に飽きちゃった、って人は奥村商店に行ってみてください。
花火の楽しみ方がちょっと変わるかもしれません。
魅力的なものが多すぎるので、くれぐれも買い過ぎないように。
少量でも満足できる花火ばかりですよ。