太宰府天満宮に行ったら必ず立ち寄る竈門(かまど)神社。
宝満山の麓にある竈門神社はのんびり散策するのにとっても良い場所。
でも山奥過ぎて周りには何もない。
お昼時になると「近くにランチでもできるお店があればいいのに~~」なんて思う事も多いんです。
そして今回訪れたのもまたまたランチタイム。
この日は他県から来たお友達家族も一緒だったので素敵なお店を案内したい。
そう思い「竈門神社周辺でランチ」でググってみました。
そしたら良さそうなお店を発見!
しかも竈門神社から歩ける距離??
そんなお店見当たらないけどなぁ・・。
竈門神社からすぐ!炭焼地鶏「山蔵」とは
そのお店の名前は「炭焼地鶏山蔵」。
炭焼きの地鶏だなんて魅力的過ぎて飛びついちゃいました。
場所を確認したら竈門神社のすぐ近く。
竈門神社の周りにはそんなお店無かったけどなぁ。
とにかくすぐ近くなので今から行ってみたい。
予約なしでもいいのか確認した所、たまたま席が空いたようでOKいただきました。
駐車場もあるそうなので車で向かう事に。
ナビ通りに進む道は、「ほんとにこっちであっているの?」って不安になるような山道。
そういえば電話で「離合(りごう)出来ないので気を付けてください」と言われたな・・。
※この「離合(りごう)」とは方言?のようで、他県の人は通じないかもしれませんが「対向車とすれ違う」事を意味しており、要は対向車が来たらどちらかがバックしないと進めないよ、という事です。
このような山奥です。
運よく対向車が来なかったのでスムーズに駐車場までたどり着きましたが、駐車場はすでに満車状態で停めるところがない・・。
店員さんに伝えると、とりあえず入口付近に停めて後で移動させましょう、との事。
山奥なのにこんなにお客さんが多いなんて、有名なお店だったんですね。
お店の外観は古民家風でまるで旅館のようなたたずまい。
なんだかワクワクしてきました。
暖簾をくぐって店内へ入るとさっそく炭火焼の匂いが。
すごい立派な木造家屋です。
炭焼きを室内でしているのですが、天井が高く、換気対策もしっかりされているようなので煙くさくないです。
お得な「山蔵御膳」はボリューム満点
テーブルに案内されると囲炉裏にセットしてある炭と網が。
これは楽しみ‼
今回2家族の子連れ6名だったのですが、このテーブル1つに座ることが出来ました。
平日のランチタイムはかなりお得のようで、「炭火地鶏の山蔵御膳」が1,590円。
このお店の雰囲気でこのお値段は、まだ内容を見てませんが安いと思います!
ご飯は「炊き込みごはん」と「九穀米」から選ぶことができ、九穀米は生卵付き。
みんな迷わず「炭火地鶏の山蔵御膳」を注文。
ご飯はどちらもたのんでみました。
こちらが「九穀米」のセット。
お味噌汁もサラダもボリュームがすごくてビックリ。
こちらが「炊き込みごはん」。
生卵が無いだけで、他は同じです。
さすが地鶏!歯ごたえバツグン
そして地鶏の登場です。
ぶつ切りをタレに浸した状態で運ばれてきました。
ここで店員さんから焼き方の説明があります。
地鶏は硬いので食べる時は小さく切らないといけないそうです。
そのためにハサミが準備してあります。
テーブルに置いてある「地鶏タレ焼き方の極意」にもあるように、焼き方にはこだわりがあるようなのでしっかり守りましょう。
皮面から焼いていきます。
この作業は店員さんはしてくれないので自分たちでやります。
これが結構、たいへん。
私たちは大人の女性2人とあとの4名は子供だったのでこの作業はほとんど私一人でやりました。
正直、ゆっくり味わう時間なんてなかったです・・(泣)。
お肉も硬いので切るのに力が要るし、子どもが多いと親が大変かも。
でもこの豪華さで1,590円はやっぱり安いですよね。
平日のランチタイムが絶対におススメです!
お肉は地鶏なので、歯ごたえがあります。
このサイコロサイズにカットすると食べやすかったですよ。
こちらの地鶏は厳選した上質な地鶏を使用しており、どれも朝締めしたもの。
なので、その地鶏が無くなり次第、閉店になることもあるようです。
ランチタイムが過ぎると人もまばらになってきました。
そして最後のシメはコーヒー。
このコーヒーですが、平日のランチタイムのみ、プラス5円で頂けます。
5円だなんて面白いサービスですよね。
まとめ
竈門神社に行ったあとのランチに絶対におススメしたい「炭火地鶏山蔵」。
平日のランチタイムだと、お得な料金で贅沢なひとときを味わえます。
地鶏をカットする作業がちょっと大変なので小さなお子様連れの場合は大人が多い方がラクかも。
でも炭火で焼いた地鶏は香ばしくて、硬めのお肉は噛めば噛むほど味わい深いので是非立ち寄ってみてください。