市内から車で1時間も走れば海にも山にも行けちゃう、そんな福岡は、気軽にアウトドアを楽しみたいって人には最高の町。
アウトドアは好きだけど、準備にあまり時間をかけたくない私にとっても、海や山が日帰り圏内にあるのは本当に便利。
そんな私が1泊2日でキャンプに挑戦。
場所は「五ケ山クロスキャンプ場」。
あのモンベルが手掛けるキャンプ場です。
私が重い腰を上げた理由は、福岡市内から日帰り圏内にあり、しかも準備は食材のみでOK!だったから。
近くて気軽に楽しめるんだったら1泊でも2泊でも喜んで行きます!
ってことで、五ケ山クロスキャンプ場の常設テントサイト「ウォールテンテッドキャンプ」をご紹介したいと思います。
本当に食材のみでOKでしたよ。
準備が楽っていうのが、何かと忙しい主婦にとって一番重要。
気軽に軽装備でキャンプ泊するならここしかないです!
五ケ山クロスキャンプ場はどこにある?
2019年3月に福岡県那珂川市にオープンしたばかりの「五ケ山クロスキャンプ場」。
なんとあの有名アウトドアメーカー「モンベル」が運営しているキャンプ場です。
福岡市内から車で約1時間。
福岡市南区の福岡都市高速野多目(のため)ランプからは約30分で到着する、時間の無い人にとっては夢のようなキャンプ場なんです。
といっても場所は本格的な山の中。
市街地から30分であっという間に山の中なんですよね。
引用元:https://store.montbell.jp/common/system/information/disp.php?c=5&id=300
キャンプ場の場所は福岡市を流れる那珂川(なかがわ)上流にある五ケ山(ごかやま)ダムエリア。
引用元:https://nakagawa-gokayama.com/
那珂川の源である標高1055mの脊振(せふり)山の中腹に位置している五ケ山ダム。
当然周辺は緑であふれています。
引用元:https://store.montbell.jp/common/system/information/disp.php?c=5&id=300
五ケ山ダムは2018年に出来た福岡県で一番大きなダム。
新しいダムなので周辺環境も整備されていてとても綺麗です。
そんなダム周辺の一角に五ケ山クロスキャンプ場があります。
お手軽なウォールテンテッドキャンプ
五ケ山クロスキャンプ場は2019年にオープンした新しいキャンプ場。
今回は、ずっと気になっていたコテージ風の常設テントサイト「ウォールテンテッドキャンプ」に宿泊すべくやってきました。
入口を入ると正面に見えるのが管理棟。
モンベルが手掛けているキャンプ場とあって作りもおしゃれ。
管理棟ではキャンプに必要な薪や食器などが購入できます。
テントや寝袋、コンロ、テーブル、椅子などはレンタルできるんですよ。
全てモンベルの商品です。
手ぶらで来てもオッケーなんです。
場内にはテントサイト、フリーサイト、ドギーキャンプサイト、そしてウォールテンテッドキャンプサイトがあります。
今回利用するウォールテンテッドキャンプサイトは写真一番奥の白い建物。
このサイトにはキャンプに必要なものが標準装備されているんです。
建物といっても素材はテント。
一見、運動会やイベントで使われるテントのようですね。
でもこのテントのすごいところはL字型の壁面を組み合わせ、室内設備を充実させているところ。
台所や浴室、トイレなど生活に必要なものが全て揃っているコテージ風のテントです。
車は1テントに付き1台、テントの横に停めてOK。
2台の場合は少し離れた場所に停めることになるので荷物だけおろして停めに行きましょう。
引用元:https://store.montbell.jp/common/system/information/disp.php?c=5&id=300
テントの正面はオープンデッキになっていて、横にはガスコンロが付いています。
調理器具や食器はすべて揃っているので、食材だけ持っていけば料理を作ることが出来ます。
冷蔵庫は無く、代わりに大きなクーラーボックスが置いてありました。
夏場は大量の保冷材が必要ですね。
これは注意が必要かも。
テント内はこのような感じでしっかりした壁と床で作られていて、コテージのような空間。
床も土足ではなくスリッパが準備されているので、ゆっくりくつろぐことが出来ますね。
1サイト定員は6名ですが、ベッドが利用できるのは4名まで。
5名以上の場合はエキストラベッド(コット)と寝袋。
今回は5名で予約したのでエキストラベッドが準備されていました。
エキストラベッドと言ってもキャンプ用のコット。
この上で寝袋にくるまって寝る感じになります。
不安定でギシギシするので寝心地は決して良くないです。
部屋の奥には立派なシングルベッドが2台あるのですが、あとの2名分はこの手前にあるソファー。
これがびよーんと伸びてセミダブルサイズのソファーベッドになります。
大人の男性2名では少し小さいかもしれないので、子供か女性に利用してもらうのが良いでしょう。
そしてこちらが洗面所とトイレが一緒になったバスルーム。
これは想像以上に立派で驚きました。
しかもアメニティがホテル並みに揃っています。
お風呂はシャワーのみですが、熱~いお湯が出てとっても気持ち良かったです。
シャンプーとリンス、ボディソープもあるし、もちろんバスタオルも準備されているので着替えさえあれば大丈夫ですよ。
こちらは薪ストーブ。
エアコンはないので冬は薪ストーブ必須です。
薪は売店で購入してくださいね。
この日は4月の初旬だったのですが、山の上なので夜はかなり冷え込み、さっそく薪ストーブが大活躍。
薪ストーブは温かいのですが、欠点は燃え尽きるのが早い事。
一晩中焚き続けるためには誰かが起きて薪をくべないといけません。
念のために持参しておいた電気ストーブがあったので、夜中はそれで乗り切りました。
コンセントは室内にあるので、冬場の電気ストーブはおすすめですよ。
デッキの調理台にはガスコンロが付いているのですが、キャンプと言ったらやっぱり薪と炭ですよね。
残念なことに、焚き火台やバーベキューコンロは準備されていないので、これだけは持参するしかありません。
お金を出せば管理棟でレンタルもできます。
テント前のスペースはかなり広いので、バーベキューもゆったり。
薪や炭はデッキの上での使用は不可なので注意してくださいね。
実はこのデッキ、正面と側面のテントは巻き上げられていて、それを下すと締め切ることが出来るんです。
食材などを置いているので夜は締め切って寝ましょう。
一見頑丈そうに見えるこのテント、でも風が吹くと、ちょっとうるさいんです。
テントなので当たり前なのでしょうが・・。
この日の夜、風が強かったのか、風ではためくテントの音がうるさくて眠れませんでした。
他の人たちは爆睡していたので、気にならない人もいるようです(笑)。
テントをたたむ必要もないので片付けもラク。
お昼過ぎには家に到着したし、1泊2日のキャンプを楽しんだわりには疲労感も少なくてよかったです。
ウォールテンテッドキャンプサイト利用料金(税別) | ||
3月~11月 | 12月~2月 | |
1~2名まで | ¥13,000 | ¥10,000 |
3名 | ¥18,000 | ¥14,000 |
4名 | ¥22,000 | ¥17,000 |
5~6名 | ¥25,000 | ¥20,000 |
環境衛生費 | ¥100 / 人 | |
宿泊税 | 1名1泊につき200円 | |
電源設備使用料、駐車料金含む |
※2020年6月現在の料金です。
- チェックイン:14:00~19:00
- チェックアウト:11:00まで
- 定員:1サイト6名まで
- 駐車スペース:1サイトにつき1台分
まとめ
福岡市内から車で約1時間。
モンベルが運営するオシャレなキャンプ場「五ケ山クロスキャンプ場」。
今回は食材を持っていくだけでキャンプ泊が楽しめる「ウォールテンテッドキャンプサイト」をご紹介しました。
人気のサイトだから予約は必須ですが、空いていれば急な思い付きで行けるくらい、本当に何も準備するものはありません。
そして福岡市内からとっても近い!っていうのが最大のポイント。
仕事を早めに切り上げて向かう事も可能だし、なんなら翌朝そこから出勤ってのも可能。
お手軽に、ちょっと贅沢にキャンプ泊を楽しみたいって人は、五ケ山クロスキャンプ場のウォールテンテッドキャンプはおすすめですよ。