キャナルシティ博多で食事する場所に迷ったなら一蘭（いちらん）がおすすめ。
一蘭と言えば地元福岡だけでなく、全国進出も果たした人気とんこつラーメン店。
メディアにもよく取り上げられるのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、店内は1人ずつ区切られた仕切りと、前には暖簾という一風変わった雰囲気。
美味しいラーメンはもちろんですが、その他にはない独特の雰囲気は味わう価値アリです。
このシステムがあるから1人でも入りやすいし、今では密を避けられるお店としても評価されています。
そんなキャナルシティ博多にある一蘭を詳しくご紹介しますね。
キャナルシティで食事をするなら一蘭がおススメ
キャナルシティ博多に来てどこで食事をしよ～って迷ったら、一蘭に行くことをおすすめします。
一度は入ってみる価値のあるお店です。
キャナルシティでご当地グルメを味わうならまずはココです。
豚骨ラーメンを全国的に有名にした一蘭
昭和35年創業の一蘭は、地元の人の評価を受けて一気に大きくなった老舗のとんこつラーメン店。
引用元：https://ichiran.com/shop/kyushu/nanokawa/
最初はこの那の川店から始まったのですが、今では全国はもとより、海外にも進出するほどの人気っぷり。
私はこの那の川店しかなかった時代によく食べに行ってました。
今の福岡はこだわりのあるラーメン店が続々と増えていて、美味しいお店も沢山。
でも今ほどラーメン店の数が無かった当時はこの一蘭の味はとびぬけて美味しかったんです。
豚骨ラーメンブームを作ったのがこの一蘭と言ってもいいくらいです。
一蘭の独特の店内に衝撃
味の美味しさはもちろんですが、他のラーメン店と一番違うところと言えば、その店内です。
引用元：https://ichiran.com/sugoi/
1人ずつ区切られた仕切りと前には暖簾。
私も初めてお店に入った時の衝撃は今でも忘れません。
例えは悪いですがなんだか鶏が餌をもらっている気分になっちゃったんですよね（笑）
今となれば1人でも入りやすいし、密を避けられる良い空間です。
おすすめ「釜だれとんこつラーメン」
一蘭は事前に食券を購入するシステム。
これからお見せする店内の様子からも分かりますが、徹底して人と関わらずに済むようになってます。
お店の人と話すのは最後のお会計くらい。
そしてメニューですが、ラーメンしかないので覚えておいてくださいね。
トッピングや替え玉はありますが、ラーメン店によくある餃子やチャーハンなどは置いていないので食べる気満々で行くと残念な思いをします。
替え玉は多分必要になると思うので買っておいてくださいね。
麵の量があまり多くないので。
（※替え玉は後からでも注文できます）
では店内に入りましょう。
席はカウンターのみです。
1人ずつ仕切るシステムなので当然テーブル席はありません。
真ん中の厨房を挟んで手前と奥に入口があります。
中に入るとこのような感じで狭いです。
いかがですか？
この空間、ビックリでしょ。
ガッツリ仕切られています。
座ってみると分かりますが、かなりの孤独感を味わえます。
友達や子連れで来てもほとんどおしゃべりできません。
入った時は厨房側が空いていますが、食券を出し終わったら暖簾が下りてきます。
完全に閉鎖された空間です。
これが一蘭の「味集中システム」なんですね～。
周りを気にせずリラックスした状態で、味だけに集中してほしいんだそうです。
確かに集中できます。
食券を出す前にオーダー用紙に自分の好みを記入してくださいね。
「麺・出汁・こってり度・チャーシュー・ねぎ・秘伝のたれ・にんにく」。
これらを細かく指示できますよ。
この箸袋はトッピングの追加注文が出来るようになっています。
食券で買い忘れても大丈夫です。
飲料水は1人1台ずつ、サーバーが設置されているので好きな時に好きなだけ飲んでOK。
立ち上がったり、店員さんを呼んだりしなくていいんです。
注文が終わったら暖簾が下り、しばらくすると「失礼します」と暖簾が上がります。
初めてだとかなりの違和感を感じるはず。
運ばれてきたラーメンです。
これにもビックリですよね。
キャナルシティ店では「釜だれとんこつラーメン」というメニューになり、入っているのはこのような重箱のような器。
店舗によって違っていて、普通のどんぶりで提供するお店もあります。
一蘭の器は全て、佐賀県有田町の専属窯元で作られているそうです。
とても重厚感があるんですよ。
この見た目だけでも話題になりますよね。
「釜煮込み焼豚」を作るときに出来た煮汁を使って仕上げた、「釜だれとんこつラーメン」は
旨味成分たっぷり。
チャーシューは口の中であっという間に溶けてしまうくらい柔らかいです。
一蘭の麵はそこまで極細ではありませんが、コクのあるスープに丁度よい太さ。
とんこつスープは、100%豚の骨から抽出した天然のとんこつスープ。
一蘭こだわりのこのスープは全く臭みがありません。
そして味が濃いように見えますが、見た目よりもあっさりしているんですよ。
替玉を注文する際は、このテーブル奥のボタンを押して食券を上に乗せるだけです。
ボタンを押すとチャルメラの音楽が鳴り、スタッフさんが暖簾を開けて食券を取っていきます。
徹底してしゃべらなくてよい完璧なシステムには脱帽です。
声をださずに替え玉が注文ができるから女性でも恥ずかしくないですよね。
でも福岡では大きな声で「替え玉～」って叫んでも大丈夫。それが普通です。
替え玉を注文するタイミングですが、食べ終わってからでは遅すぎます。
半分くらい食べたら注文しましょうね。
店頭でお土産一蘭を購入できる
店頭では手軽に一蘭の美味しさを楽しめる5食入りセットが販売されています。
お土産にいかがですか？
まとめ
キャナルシティで食事をするなら是非一蘭を体験してみてください。
味の美味しさはもちろんのこと、その1人ずつ区切られた店内の雰囲気は味わってみないと分からない独特の良さがあります。
お土産話として盛り上がる事間違いなしですよ。
1人でも入りやすいし、今では密を避けるためにもおすすめです。
豚骨ラーメンの有名店は他にも色々ありますが、キャナルシティで食事をしようと思うならぜひ一蘭の味を味わってみてください。
