豚骨ラーメンって自分で作れるのかなぁ。
自宅でインスタントラーメンを食べながらふと、思ったんです。
だってラーメンが好きだからってインスタントばっかり食べてると、さすがに体に良くないですよね・・。
だから豚骨ラーメンを自分で簡単に作れたらいいな~って。
という事で早速調べてみたんですが、時間と手間が想像以上にかかる!
豚骨を茹でる時間が10時間だなんて・・。
そりゃそうですよね。
豚骨スープを最初から作るんだから、それくらいは当然かかります。
よし!時間はあるし、チャレンジしてみよー。
早速、材料の拳骨(ゲンコツ)を買いにスーパーへ。
探し回るけど見つからない。
も~~ゲンコツってどこに売ってんのっ?
ゲンコツは無いけど、豚足だったらあるんだけど。
これでもいっか。
って事で豚足で作ってみました。
そしてなんと超最速の2時間で出来ちゃったのでご紹介します。
2時間で完成!自家製豚骨ラーメン
拳骨の代わりに豚足でやってみた
馴染みの精肉店で豚足を購入。
これは炭火焼で食べるととっても美味しいんです。
ってことでまずは炭火焼です。
我が家のバーベキューの定番食材なのですが、今回はこの骨でだしを取ってみます。
こんがり焼けたら、先に骨だけ外して、残った身は美味しくいただいきました。
ダッチオーブンで時短調理
骨は金づちで叩き割ります。
そうしないとダシは取れないのですが、これが結構硬い。
細かく砕くのはとてもムリなので、ちょっとひびを入れる程度で終了。
丁寧に水洗いをしたら早速炊いていきます。
臭い消しのために香味野菜を入れるのですが、一度炭火で焼いているのでそんなに臭いはしないだろう、と思い、生姜のスライスを少し入れるだけにしました。
強火でガンガン炊くことで白濁のスープになっていくんですが、普通の鍋では6~10時間ほどかかってしまいます。
そこで登場したのがダッチオーブン!
ダッチオーブンは炭の中に直接投入でき、フタの上にも炭をのせることが出来るので、煮込み料理には最高のアイテム。
でも煮込みのためにわざわざ炭をおこすのは面倒ですよね。
そんな時は圧力鍋でもいいと思います。
1時間後、恐る恐る蓋を開けてみると・・。
すごい!!
白濁のスープになっているっ!
とってもイイ感じじゃないですか。
でも、もっと濃厚になるはず。
ってことでこのままさらに1時間炊いていきます。
炊き始めてから2時間後。
スープはさらに濃厚になっていました。
気になる味ですが。
豚骨の風味はしっかり出ています!
そして臭みが全くない。
でも、コクがちょっと足りないかな・・。
あっさりした豚骨風味のスープって感じです。
このままさらに炊き続ければもっと濃厚になりそうですが、今回はコレで良し。
塩をひとつまみ加えて味を調えます。
どんぶりにごま油と醤油を入れて準備完了。
あとは麵を茹でるだけです。
豚骨ラーメンの麵と言えば、極細ストレート麵!
この麵があまり売られていないんですよね。
生めんのコーナーを見ても、太めの中華麺ばっかり。
そこで乾麺のコーナーを探してみると。
見つけました。
「アベックラーメン」です。
知ってますか?
熊本のロングセラー商品なのですが、最近福岡でも売られています。
これに似た商品で「マルタイ棒ラーメン」というものがあるのですが、このアベックラーメンのほうが麵が細いんです。
この細さだと満足できそう。
茹で時間は3分と書いてありますが、そんなに茹でなくていいです。
硬めが絶対にいいので2分にしましたが、もっと短くてもよかったかも。
湯切りをしてどんぶりに投入。
沸騰させた豚骨スープを注いだら完成です。
トッピングまで手が回りませんでした(笑)。
すごい!
ちゃんと豚骨ラーメンになっています。
豚足でとったスープは脂っぽさが全くありません。
その代わり、ゼラチンのベタベタっとした感じがあります。
骨の周りに残っていたゼラチン質が溶けたんでしょうか。
コラーゲン豊富な豚足なので、贅沢なスープなのかもしれません。
化学調味料が一切入っていない、天然のスープをこんな簡単に作れるなんて、チャレンジして正解。
今回簡単に出来たのは、ダッチオーブンを使ったからです。
ダッチオーブンは炭が必須なので、キャンプの時に作ってみると良いかも。
まとめ
豚骨ラーメンを自分で作ろうだなんて、今まで考えたことも無かったのですが、やってみると意外に簡単。
本格的に作ろうとすると大変ですが、豚足でも出来るって事が分かったし、ダッチオーブンや圧力鍋を使えば時短できるし。
お店の味には到底かないませんが、インスタントラーメンより、はるかに美味しいです。(笑)。
無添加の天然スープだから子供にも安心。
キャンプで子供と一緒にラーメン作りっていうのもイイですね。