「福岡観光のついでに呼子に行ってイカが食べたい!」
「だけど、福岡からどうやって行けばいいの?」
「車?それともバス?」
今回はそんな疑問にお答えしたいと思います。
呼子のイカ!いいですよねぇ。
呼子を見て回るなら絶対に車が便利ですよ。
なぜなら呼子ってイカ以外にもたくさん観光スポットがあって、それらを全部見ようと思ったらバスじゃ絶対に無理。
行きたいところにも行けないし、本数が少ないから乗り遅れたら最後、あとの予定が全て狂っちゃいます。
観光スポットを効率よく見て回るには絶対に車の方がいいです。
「でも時間があまりないから呼子にはご飯メインで行くつもり」
そんな人はバスでオッケー。
佐賀県の唐津市内から呼子までのバスが出ているので、目的の場所の停留所で降りればいいのです。
でもせっかく呼子まで行くんだからイカを食べて終わり、なんてちょっと勿体ない。
観光名所を見逃さない為にも是非レンタカーを借りるなどして呼子の町を周遊してほしいです。
ということで車で行ったらどれだけの観光スポットを巡ることが出来るのか、モデルコースを作成してみたので参考に見てくださいね。
福岡から呼子へは車?それともバス?
福岡から呼子へ行く方法としては車、鉄道+バス、あとは観光バスツアー。
食事メインならバスでもOK
観光バスツアーは立ち寄る所が決まっているから自由度が少ないのが難点。
路線バスを使って自分の好きなように移動するとしても、バスの運行時刻にタイミングを合わせないといけないし、乗り過ごしたら次は数時間後、なんてあり得る話。
でも「私はイカを食べに行く!」など、あちこち見て回る予定がないならバスで行くのもイイと思います。
福岡空港から呼子まで【地下鉄とバスで行く場合】 | 所要時間 | 1時間当たり | |
福岡空港 | |||
⇩ | 福岡市営地下鉄「西唐津行き」 | 約90分 | 約1本 |
西唐津 | |||
⇩ | 昭和バス「呼子行」 | 約30分 | 約2本 |
呼子 |
福岡空港から乗り換えなしで西唐津まで行くことが出来ます。
これはかなり楽です。
JR西唐津駅のバス停から呼子まで約30分。
でも地下鉄の西唐津行は1時間に約1本、JR西唐津駅から呼子行のバスは1時間に約2本。
乗り継ぎが上手くいけば福岡空港から2時間ほどで到着しますが、タイミングが合わないと待ち時間が長くなってしまいますね。
呼子を散策したいなら車
せっかく呼子に行くんだから色々見て回りましょう!
そのためにはレンタカーを借りるなどして車で行く方法がベストです。
福岡空港から呼子まで【車で行く場合】 | 所要時間 | 走行距離 | |
福岡空港 | 福岡都市高速 | 約45分 | 約48㎞ |
⇩ | 西九州自動車道 | ||
⇩ | 二丈浜玉道路 | ||
虹の松原 | 一般道 | 約40分 | 約22㎞ |
⇩ | |||
呼子 |
福岡空港から呼子朝市まで約1時間25分。
福岡から都市高速にのり、そのままつながっている西九州自動車道、二丈浜玉道路まで一気に走れます。
そこからは一般道で約40分。
一般道では、「虹の松原」という松林の中を通っていくのですが、ここがとってもキレイ。
渋滞する場所もそんなに無いので良いドライブコースなんですよ。
ここだけは押さえておきたいスポット
呼子は食べ物も美味しいし、海もきれいだし、見るところはたくさん。
でも時間があまりないのでサクッと終わらせたい、なんて人もいると思うので「ここだけは押さえておけば大丈夫!」って場所をご紹介します。
呼子の朝市
呼子と言えば「イカ」と、もう1つ有名なのがこの朝市。
200mほどの「朝市通り」に魚介や野菜などの露店がならぶ呼子の朝市は、営業時間が毎朝7時半から正午までという事もあり、早い時間からお客さんがとても多いです。
新鮮なお魚類はどんどん無くなってしまうので朝が苦手な人もここに行くなら早起きは必須です。
引用元:https://www.asobo-saga.jp/feature/archives/000270
30~50軒の露店や店舗にはその日に玄界灘で獲れた新鮮な魚介類、自家製イカの一夜干し、魚の干物など魅力的な海産物がいっぱい。
私が最近ハマっているのが殻付きのウニ。
獲れたてウニがその場で食べられるんです。
むちゃくちゃ贅沢でしょ。
自然の塩分だけで食べるウニは甘みがあってほんとに美味しいです。
インパクトある見た目の「いかプレスせんべい」も大人気。
波戸岬
呼子の朝市から車で約20分の所にある波戸岬(はどみさき)は玄界灘に突き出た岬。
玄海国定公園に指定されている岬からの眺めは絶景です。
岬の先端にある海中展望室では、海中観察ができますよ。
「ハート岬」の語呂合わせから、恋人の聖地とも言われていて、カップルのデートスポットにもなってます。
私的には恋人の聖地というより「サザエのつぼ焼」なんですけどね。
「サザエのつぼ焼」は波戸岬の名物なんです。
カキ小屋ならぬサザエ小屋では、その場で焼いてくれたサザエが食べられます。
コリッコリとした歯ごたえがむちゃくちゃ美味しいです。
マリンパル呼子
引用元:http://www.marinepal-yobuko.co.jp/ikamaru.html
呼子の朝市から歩いてすぐの場所にある「マリンパル呼子」では「海中展望船ジーラ」と「七ツ釜遊覧船イカ丸」に乗ることが出来ます。
引用元:http://www.marinepal-yobuko.co.jp/ikamaru.html
ジーラは半潜水型の遊覧船で、海面下1.2mにいる魚を鑑賞できるので子供に大人気です。
イカ丸は神秘の洞窟と言われる七ツ釜を探検できる遊覧船。
かまどを並べたような玄武岩の7つの洞窟からなる七ツ釜は、奇岩景勝の地として古くから有名。
船が洞窟の入口まで行ってくれます。
目の前で見る絶景に圧倒されますよ。
ジーラもイカ丸も所要時間は40分です。
乗船料金 ジーラ
大人(中学生以上)…2,100円
小人(小学生)…1,050円
乗船料金 イカ丸
大人(中学生以上)…1,800円
小人(小学生)…900円
風の見える丘公園
呼子の朝市から車で約10分、呼子(よぶこ)大橋を渡った先の、小高い丘の上にある風の見える丘公園は、呼子の街と玄界灘を一望できる場所。
白い風車が目印です。
甘夏かあちゃん
引用元:https://www.yu-netkita.com/amanatsu/
呼子のグルメと言えばこの甘夏かあちゃんの「甘夏ゼリー」も有名なんです。
こだわって栽培された甘夏をゼリーにした呼子の人気商品です。
引用元:https://www.yu-netkita.com/amanatsu/
本物の皮を器にして作られたゼリーは甘夏そのものの味。
お店は山の奥の方にあるにもかかわらず、口コミで人気になり、今では全国通販も始めています。
風の見える丘公園の近くにありますよ。
虹の松原
福岡からの交通手段として車をおすすめする理由がもう1つ。
この虹の松原をぜひ通ってほしいから。
この上の画像の海岸沿いの茂み。
これは全て松林。
この中を車道が通っているんです。
虹の松原の中に入ると車内から見える景色は全て松!
松の隙間から差し込んでくる光がとっても気持ちいいんですよ。
素敵なドライブになる事間違いなしの場所です。
そしてこの虹の松原の中での楽しみのひとつがハンバーガー。
唐津バーガーと言って超有名な手作りハンバーガー屋さんがあるんです。
といっても移動販売車なのでお持ち帰りのみになります。
虹の松原の中にある駐車場に止まっているので、探してみてください。
開店の時間帯とタイミングが合わなければ呼子方面へ進んだところにももう1店舗あります。
イカを食べるならこのお店
呼子観光の目的はイカ!
これを忘れてはいけませんよね。
イカの活き作りをはじめ、イカの天ぷらやいかしゅうまいはほんとに美味しいです。
ではたくさんあるお店の中で、おススメのお店はどこなのでしょう。
正直に言いますが、どこも大して変わりません。
どのお店も生け簀から取り出したイカをさばいてくれるので新鮮さは同じ。
そのあと残ったゲソを天ぷらにしてくれるのも、どのお店も同じ。
という事で今回は時間のロスがなるべく少なくて済む、観光スポット付近にあるお店をご紹介します。
いか本家本店
呼子漁港の目の前にある「いか本家本店」はマリンパル呼子、呼子朝市から徒歩4分というアクセス抜群のお店。
映画のロケ地にもなった有名店でもあるんですよ。
週末は待ち時間がかなりあるので予約をしていった方が良いと思います。
引用元:http://www.ikahonke.jp/index.html
河太郎呼子店
マリンパル呼子から車で4分、歩いて約16分の所にある「河太郎呼子店」。
引用元:http://www.kawatarou.jp/yobuko/
歩いていくと往復でかなり時間を取られてしまうので車で行くことをおススメします。
河太郎は福岡にも店舗がある人気店なので名前を知っている人は多いかも。
おしゃれな店構えなので行ってみる価値はありますよ。
海中魚処萬坊
マリンパル呼子から車で6分の所にある「海中魚処萬坊(まんぼう)」
こちらは車が無いと不便な所ですが、呼子大橋の手前にあり、風の見える丘公園へ向かうついでに立ち寄るにはおススメの場所。
引用元:https://www.manbou.co.jp/restaurant/index.html
そしてここは海の中で食事が出来る海中レストランなので、子供には特に喜ばれるお店。
呼子名物のいかしゅうまいの発祥のお店でもあるんですよ~。
お土産を買うならココ
万が一朝市に間に合わなかった、って時はお土産センターに寄りましょう。
マリンセンターおさかな村
引用元:http://osakana-mura.com/
お土産品やレストランもあるマリンセンターおさかな村は、この辺りでは一番大きなお土産センター。
新鮮な魚の他にイカの一夜干し、塩辛、いかしゅうまい、干物などお土産品として持ち帰りやすいものが豊富なので、遠方から来た人にはおススメの場所。
全国発送もしてくれますよ。
伊都菜彩
引用元:http://www.ja-itoshima.or.jp/itosaisai/welcome/yasai.html
こちらは佐賀県ではありませんが、帰り道にある福岡県糸島の「伊都菜彩」
糸島の食材を取り扱った福岡で超有名な道の駅です。
車だったら立ち寄ることが可能ですよ。
全国配送もできます。
福岡から呼子への日帰りスケジュール
呼子へは朝早く出発した方がよいため、旅行日程の2日目がおすすめ。
1日目に福岡観光をして2日目に呼子に行く1泊2日か、呼子から帰ってゆっくりしたいなら2泊3日は必要かも。
福岡から呼子への日帰りスケジュール | ||
時間帯 | 場所 | |
午前 | 7:00 | 福岡からレンタカーで呼子へ |
車で約45分 福岡都市高速ー西九州自動車道ー二丈浜玉道路 | ||
7:45 | 二丈浜玉道路から一般道へ | |
車で約45分 | ||
8:30 | 呼子朝市散策 | |
10:00 | マリンパル呼子 | |
遊覧船「ジーラ」or「イカ丸」に乗船 | ||
11:00 | ランチ | |
「いか本家」「河太郎」または「萬坊」 | ||
午後 | 12:00 | 風の見える丘公園周辺散策 |
「甘夏かあちゃん」など | ||
または波戸岬 | ||
13:30 | 福岡へ出発 | |
14:30 | マリンセンターお魚村 | |
または伊都菜彩 | ||
16:00 | 福岡着 |
【ポイント】
この日に福岡で1泊する場合は、もう少しのんびり出来るかもしれませんね。
まとめ
今回は車で呼子を満喫するプランをご紹介しました。
路線バスで呼子の街を巡るのも可能ですが、バスは時間を気にしないといけないうえに、本数も少ないのが難点。
乗り遅れたらその後の予定が全て狂っちゃいますからね。
イカを食べるだけならバスでもいいかもしれませんが、せっかく呼子に行くんだから玄界灘の景色も堪能してみませんか。